<質疑応答>

 渡久地)質問ありましたら、それにお答えしたいと思います。

Q1

 40代女性)お墓を移動したら良くないとおっしゃってましたが、私もお墓を移動したら大きなトラブルが起こってしまいました。もう移動してしまっているんですが、この場合はどうしたらいいですか?

 渡久地)前の墓が道などに利用されていないなら、まだそこにいらっしゃいますので、あらためて、そこをきれいにして謝って、通った方がいいですね。

 女性)前の墓はもう、ほかの親族にあげてしまったんですが。

 渡久地)それはね、なお良くない。本土でもそういうことがよくあるんですけどね。例えば、鹿児島なんか噴火したら火山灰がたくさん降ってくるんですよ。それで墓を屋根式の納骨堂にしてるんですね。そして自分の墓を移動して、この納骨堂みたいにして、一つにしてるんですけど。

 私が行ってみたら、「あなたの墓の下に他人がいますよ、ここ他人の墓だったんじゃないの?」と聞いたらね、「ああ、ここは○○の墓でした」って言うんですよ。墓を移動して、そこに他人の墓を作ると、なおダメですね。他人の先祖がいるので。

 女性)他人じゃなくて、親戚なんですが。

 渡久地)じゃあもう、あなた達が「ごめんなさい」って謝罪して、本当はそこにお骨も返した方がいいんですけど、それが出来なかったら、「自分達もそこで拝ませてください」とした方がいいですね。そこに皆さんおられますから。

 女性)あげた所じゃない方には、父親のお兄さん、成人したお姉さんだけ今入ってるんですけど。

 渡久地)じゃあ一緒にやった方がいいですね。一族ですのでね。一緒に拝んだらいいです。両方に行って。

 お墓を移動するのは絶対に良くないです。火葬した人は、いいです。墓を移すんでしたら、火葬した自分のおじぃ、おばぁからは新しい所にして、前のお墓はもう落ち着いていますので、刺激を与えないように。行くのは1年に1回でもいいです。自分の先祖、ルーツはここなんだって、古い方の墓を残すのもいいんじゃないですか。
 

Q2
 60代くらいの女性)墓を改修工事したんですけど、業者じゃなくて素人にさせたものですから、拝みとかそういうのをしないで工事してしまったんですね。そういうのはよくないと聞いたんですけど、そうなんでしょうか。

 渡久地)拝みしてから工事をするというのは、あまり聞いたこと・・・私ならやらないですね。私なら、改修工事する人と一緒に「墓荒らすんじゃなくて、あなた達のために、きれいにやってあげるんだからなんにも心配しないでくださいね」って、なるべくは声かけた方がいいですね。

 女性)そういう声をかけてないんですけど、もう済んだ工事についてお詫びとかは?

 渡久地)お詫びじゃなくて、人間が気持ちいいように言ったらいいんですよ。詫びとかじゃなくて、「事前に言わなかったけど、みなさんのためにお墓を上等に、きれいにしましたからと、安らかに眠ってください」と言ってください。

Q3
 60代くらいの女性)私の母は高生まれ(高い位で生まれた)しているということで、元は祝女(ノロ)っていうことだったんですけれども、ユタ嫌いで、他界しました。結構、難病で苦しんで亡くなったんですけど、若い頃から寝たきりになると言われていました。実際その通りになりました。でも私たちはユタが嫌いだったので、そのままにしていました。

 ところが、3年後に、私が原因不明で起きることができなくなりました。それで、ユタの方に聞いたら、やっぱり母のものを下げて、あなたもやるべきことがあると言われました。それで、何百万円も使いました。今は金銭面のことがあって中断しています。それでいいのかどうかっていうことなんですが?

 渡久地)あなたにもしお金があったら、これからも続けていくっていうことですよね?

 女性)といいますか、いろいろ本を読んでいるとですね、この方が3人目なんですけど、この方を信じていいのか?って気持ちが出てきてしまって。結局何年かかっても終わりがない、目の前にニンジンをぶらさげてお金を出させているようにしか思えないんですね。それで、今は距離を置いている状態なんです。姉妹そろって、そういう状態でお金を使ったものですから、母の成仏のこともあって、やってあげたいと気持ちもあるんですけど。

 渡久地)お母さんのどうのこうのを下げるというのはないんですよ。例えばですね、いっぱい拝みした所を下げてきなさいって言いますよね。せっかく上げてるのに、お金をあげてからね、取り返してくるようなものですよ。そんな拝みはないですよ。

 女性)祝女(ノロ)として生まれてきたので、詫びの拝みを下げるって言うふうにいわれたんですよ。

 渡久地)なぜ、あなたのお母さんが祝女なの? 生まれ高くても、祝女ではないですよ。これは昔の神職の名前ですよ。今あなたのお母さんが祝女っていうのはおかしいですよ。ちょっと生まれが高かったかもしれませんけどね。

 で、それを下げるってどう下げるの? そんな拝みはない。お母さんが苦しんでいたら、お母さんを成仏させて、きれいにしてあげること。あなた方にお母さんが、のり移ってるっていうのなら、まだ浮かばれてないですよって信号を送っていると思うんですよね。ただ、それだけのこと。祝女だから下げたり上げたりしないこと。

 よくね、前に拝んだのを下げてきなさいって言いますよね。私は下げるのやめなさいっていうんですよ。神の所にいって下げてくださいなんて言ったら失礼ですよ。取り返しにきたようなものですよね。私はそういうことはやらないですね。

 上げたものを下げるのは失礼ですよ。下げにいくことはないです。下げに行ってまたユタに何万円払って何日も仕事もしないで、しょっちゅう拝んでいたら、なお貧乏になりますよ。

Q4
 50代くらいの女性)引っ越しの時、霊がいない所にすればいいと言っていましたけど、今の家のトラブルが霊のせいであるかどうかや、新しい家にいるかどうかなど、見えない人はどのように判断すればいいでしょうか?


 渡久地)それが分からないから、みんなユタの所に行くんですけど、ユタも分かる人がいないんですよね。私も「あなたの家に霊がいますよ」って言ったら「いない」と言われたことがあります。
 「なんでわかるの?」って聞いたら「ユタ4人に坊さんも連れてきて見せた」って言うんですよ。念には念をって。「でも、いますよ」って言ったら、やっぱり本人の具合が悪いんですよね。「あなたの家の見取り図を書いてごらん」って言って、「そこにいますよ」って言ったら、「いつもここ天井の電気がパチパチする」って言うんですよ。「やっぱり、あなた感づいてるじゃないですか」って言いました。

 50代くらいの女性)それはさっき言ってた、屋敷のウガンをやればある程度いい、ということですか?

 渡久地)そうです。自分で自分の屋敷に向かってやったほうがいいです。屋敷の地鎮祭は、神主さんを呼んでください。

 女性)屋敷の拝みで霊とかも外れていくんですか?

 渡久地さん)霊がいたらお経をあげたほうがいいですね。私でしたら、ちゃんと霊をとって行くべき所に行きなさい、行きたい所に行きなさいって送るんですけど。みんながみんなできないので、お経をあげたほうがいいですね。みんなの屋敷に霊がいるわけじゃないからね。屋敷の拝みは自分でやって。ユタを頼んでお金使うぐらいだったら、その分ごちそうを食べたほうがいい。

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