【沖縄】コザの路上をミュージカルの舞台に-。毎年恒例の「沖縄国際カーニバル」(主催・同実行委員会)のメインイベントとして、23日に「コザストリートミュージカル~シティ・オブ・ラブ」がゲート通りで開かれる。県外では数年前から路上でミュージカルを披露する取り組みがみられるようになり、県内では初の試みという。制作に携わる普天間伊織さん(37)は「出演する10~20代の若者たちの熱気を多くの人たちに体感してほしい」と話している。(中部報道部・豊島鉄博)

23日の「コザストリートミュージカル」に向けて練習に励む出演者=15日、沖縄市中央の「大丸商店」跡地

 ミュージカルは、米ニューヨークに住む純朴な青年ディーがある日、ネット上でコザの紹介動画を偶然見つけ、そこに映り込んでいた1人の女性に一目ぼれし、海を越えコザまで探しに行くラブコメディー。その過程で本当の愛とは何かを学んでいく。

 15日には、市中央の一番街商店街にある「大丸商店」跡地に設置された舞台で公開稽古があった。出演者のほとんどはミュージカル初体験だが、約1カ月前から猛練習し、ダンスや息の合った歌声を披露した。

 メインキャストで俳優の洸瑛(こうえい)さん(14)は「沖縄初のストリートミュージカルの一員として舞台に立てることを誇りに思う。最後に笑って終われるようにしたい」と意気込んだ。

 演出を担当する出口裕子さん(55)は「コザは音楽の街だが、芝居はこれまで少なかった。これを機に舞台の街にもしていければ」と期待を込めた。

 ミュージカルは23日午後2時~2時半、午後6時半~7時の計2回。入場無料。問い合わせは同実行委員会、電話098(989)5566。