USJが沖縄本島北部にテーマパークをつくるという。これは観光を基幹産業とし、本島北部地域の振興が課題の1つとなっている沖縄にとって喜ばしいニュースかも知れない。だが、果たしてこの計画は成功するだろうか? いくつかの面から考察してみたい。おわりに

 USJの進出を当て込んで、本部町や名護市では不動産の取引が活発になり、相場が上昇しているという話も耳に入ってくる。

 筆者は以前、福岡県に住んでいたことがあるが、その頃、久山町という所にパラマウント社がテーマパークをつくるという構想があった。結局、話がまとまらず、地域や議会が混乱する中、先んじて土地の売買などに躍起になっていた人の一部は、計画がふいになったことで大きな痛手を負った。

 こうした機会に経済が活性化されるのは良いことかも知れないが、先述したように、まだできるとも、どこにつくるとも決まっていない話である。動向を見極め、慎重な対処をされるのが賢明と思われる。