例年秋口にベイトを追って広い河口に侵入するオニヒラアジをターゲットにしている宮城大さん。11月になって、自宅近くの与那原町東浜海岸に注ぎ込む河口にも、オニヒラアジに追われたベイトでナブラが立っているのを確認。昨年より1カ月近く遅れての接岸に、早速タックルを用意した。12日午前3時にポイント入りして、いつものメンバーとも合流。夜明け直前に繰り広げられる大小の魚の攻防を待ち構える。まだ真っ暗な午前5時30分、波静かな海面にザッザッザッと小気味よい音が広がる。追われているベイトは、4~6センチの小魚と予測してルアーのセッティング。

東浜海岸で95.5センチ、9.5キロのオニヒラアジを釣った宮城大さん=12日

知念海岸で89センチ、8・15キロのオニヒラアジを釣った安里碧海さん=15日

中城海岸で94センチ、12・3キロのロウニンアジを釣った宮城未来さん=17日

慶良間で56センチ、2.49キロのイヌバーを釣った珍福会の當銘由樹さん=14日

泡瀬海岸で51.6センチ、2.09キロのミーバイと43.7センチ、1.24キロのカースビーを釣った島袋武士さん=17日

うるま市の海岸で1・4キロのシルイチャーを釣った照屋健さん=14日

糸満沖で84センチ、6.29キロのホシカイワリを釣った座安あいと君(右)と正樹さん=4日

知念海岸で57・5センチ、3・91キロのマクブを釣った細田悠斗さん=10日

東浜海岸で95.5センチ、9.5キロのオニヒラアジを釣った宮城大さん=12日 知念海岸で89センチ、8・15キロのオニヒラアジを釣った安里碧海さん=15日 中城海岸で94センチ、12・3キロのロウニンアジを釣った宮城未来さん=17日 慶良間で56センチ、2.49キロのイヌバーを釣った珍福会の當銘由樹さん=14日 泡瀬海岸で51.6センチ、2.09キロのミーバイと43.7センチ、1.24キロのカースビーを釣った島袋武士さん=17日 うるま市の海岸で1・4キロのシルイチャーを釣った照屋健さん=14日 糸満沖で84センチ、6.29キロのホシカイワリを釣った座安あいと君(右)と正樹さん=4日 知念海岸で57・5センチ、3・91キロのマクブを釣った細田悠斗さん=10日

 ここで4グラムのジグヘッドにグラスミノーワーム(Mサイズ)を取り付け、対岸めがけてキャスティング。クリアカラーのワームが周囲の光を乱反射させることでオニヒラアジにPRする作戦だ。着水後、水流を読み取り、5~10秒カウントし、水底を走るひときわ大型クラスを狙う。日の出直前、いよいよ活気づく海面、あちらこちらで激しくナブラ立つ。海面が確認できるほど明るくなった午前6時、目前でナブラが出た。マッチザベイト(捕食される魚と疑似餌の類似)を改めて確信。直後にヒットさせると、魚は抜群のスタートダッシュを見せた。河口から逃げ出すような動きに50メートルも引き出される道糸。苦戦しながらも95・5センチ、9・5キロのオニヒラアジを釣り上げた。【仕掛け】竿(さお)ツララ グリッサンド76 リールシマノツインパワー4000、道糸PE1・5号、リーダー8号

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 月に3度、父親と2人で釣行する松島中3年の宮城未来さん。16日の昼から中城海岸の防波堤にピトンをセットして、水深2メートルの場所にシガヤーダコを遠投した。14時に父に45センチのジキランカーハジャーが釣れ、続けて大きなウツボがヒット。日付が変わった17日午前0時、朝に向けて数時間の仮眠を取ろうと考えた直後に、リンリンリンという鈴音の中、ケミホタルが激しく前後に揺らめいた。タマンモンスター10号の竿を手に、沖に向かう魚に強い抵抗を与える。防波堤上で格闘を続けると肩がしびれ腕がパンパンになった。15分後、真っ暗な水面に照らし出されたのは94センチ、12・3キロのロウニンアジだった。               (名嘉山博 釣りPower)