息子がトラブルを起こしたなどと虚偽の言いがかりをつけ、母親である被害者から1412万円をだまし取ったとして40歳の男と32歳の女が詐欺容疑で逮捕された事件で、女の口座に被害者から合計で7千万円を超える入金があったことが沖縄県警名護署への取材で分かった。同署はその中にも容疑者らがだまし取った金が含まれているとみて捜査を続けている。

(資料写真)パトカー

 同署によると、被害者の息子(31)は知的障がいがあり、女らと知り合うまでは母親と暮らしていたという。女と息子は共通の知人を介して2014年ごろに知り合ったとみられる。

 その後、女は被害者の息子にアパートを紹介して1人暮らしをさせ、仕事や車の購入のあっせんなどをして、自立支援名目で母親とも連絡を取り信用させていた。一方、息子は容疑者らの威圧的態度などで心理的支配下に置かれ逆らえない状況だった。

 容疑者らは「息子が購入した車の支払いがされていないため訴訟を起こす」などと母親に言いがかりをつけ、金をだまし取っていた。