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「なぜ自分が悲しんでいるのか、考えている」 首里城の報道写真展きょうまで

2019年11月26日 08:07

 首里城の復元過程や火災前後の報道写真を集めた写真展「首里城」(主催・沖縄タイムス社)が25日、那覇市久茂地のタイムスギャラリーで始まった。26日まで。入場無料。

首里城が復元されるまでを記録した写真に見入る来場者=25日、那覇市・タイムスギャラリー

 午後は琉球歴史家の賀数仁然さんによるギャラリートークがあった。賀数さんは、琉球処分以降の首里城や周辺史跡が前時代的なものと軽んじられ、朽ちるままにされた歴史を写真で紹介。

 沖縄戦後の捕虜収容所で演じられた組踊の写真を示しながら「ある意味琉球を否定してきたが、全てが灰になった時に湧き上がってきたのは琉球への思いだったのではないか」と、火災後の人々の喪失感と重ねた。

 参観した﨑山晋子さんは「八重山出身ということもあるのか、復元の時には関心はなかった。しかし火災の後、なぜ自分が悲しんでいるのかとずっと考えている」と思いを語った。

 26日は午後6時半から、那覇市歴史博物館学芸員の外間政明さんが「文化遺産が語るもの」と題して話す。

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