最近「グローバル人材を育成した後、どうすればいいの?」という問いを投げ掛けられることが多くなりました。これは人材育成の重要性は理解しているものの、特に「Ryukyufrogs(http://www.ryukyu-frogs.com/)」のような海外派遣をメインとした新たな価値観や視点をインプットするような人材育成について、育った人をどう活かしたらいいか分からない、という悩みのようです。
ここ数年で海外に行くチャンスは増えました。学生向け(留学推進、インターンシップや就職推進)、社会人向け(高度人材育成、即戦力人材育成)に、国や県、市町村単位などで様々な枠組みがあります。助成金や交付金などが手厚い沖縄は、特に恵まれた環境だと思います。いくつかピックアップしてみました。
■【Okinawa Prefecture Study Abroad Consortium主催】
・海外長期留学事業
→高校生交換留学プログラム <高校生35人>
→国際性に富む人材育成留学事業
<高校生70人><短大、大学、大学院22人>
・海外短期留学事業
→グローバルリーダー育成海外短期留学事業 <高校生50人>
■【沖縄県キャリアセンター 海外ジョブチャレンジ事務局主催】
・海外短期インターンシップ <高等専門学校生以上の若年求職者50人>
・海外長期ジョブトレーニング <大学生以上の若年求職者26人>
■【沖縄県知事公室交流推進課主催】
・おきなわ国際協力人材育成事業
→国際協力人材派遣リポート事業 <高校生40人>
■【内閣府沖縄総合事務局 経済産業部主催】
・中小企業の海外展開人材育成事業(インターンシップ及び専門家派遣)
→国際即戦力育成インターンシップ事業 <全国の社会人150人>
■【沖縄県産業振興公社 産業振興課主催】
・万国津梁産業人材育成事業
→海外OJT派遣 <社会人25人>
→海外大学院等留学派遣 <社会人20人>
ここに挙げたものは一部の取り組みであって、市町村単位で実施している留学支援制度など含めると、かなりの海外派遣事業が沖縄県内に存在すると思います。興味のある方は、いろいろ調べてみるといいかもしれません。