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自分の3D人形、首里城の住人に 宇垣美里さん「生きているかのよう」 沖縄でミニチュアテーマパークが2021年開業

2019年11月29日 06:30

 【東京】レジャー施設の企画や模型の開発・製造を行っているSMALL WORLDS(スモールワールズ、東京都・近藤正拡社長)は28日、沖縄で計画している屋内型のミニチュアテーマパークについて、豊見城市豊崎に来年4月開業予定の大型商業施設内で、2021年に開業することを明らかにした。琉球王朝時代の冊封使をテーマにした80分の1スケールの首里城を模型で再現するなど、沖縄色を打ち出した展示内容になる。

自身のミニチュア人形を手にするフリーアナウンサーの宇垣美里さん=28日、東京・有明(スモールワールズ提供)

報道陣に公開された製作中の街並み=28日、東京・有明

自身のミニチュア人形を手にするフリーアナウンサーの宇垣美里さん=28日、東京・有明(スモールワールズ提供) 報道陣に公開された製作中の街並み=28日、東京・有明

 来場者の全身を3Dスキャンして自分のミニチュア人形を作り、展示エリアに置くことができる「住民権付きフィギュアプログラム」(税込み9800円の予定)が目玉。同プログラムの売上金は、火災で正殿などが焼失した首里城の再建に全額寄付される。人形は2体作られ、1体が展示用で、もう1体は来場者がもらえる。

 テーマパークは20年4月、東京・有明に総面積8千平方メートルの施設第1弾が開業予定。スイスや香港など世界の街並みや関西国際空港のほか、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」「美少女戦士セーラームーン」をテーマにした展示もある。沖縄は第2弾となる見通しで、リウボウ商事(那覇市、糸数剛一社長)が開業をサポートしている。

 街並みを再現する精巧さに加え、先端技術を使って模型が動き、現実感がより増した展示が特徴という。

 首里城製作と売上金寄付が決まったのは、10月末の火災が契機。火災当日、偶然沖縄に滞在していた近藤社長は急いで首里城に駆け付け、消火活動を見つめた。そのそばで涙ぐむ県民の様子を見て「何かできることはないか」と思い立ち、リウボウ関係者と話し合った。

 28日は報道陣に製作現場が公開された。スモールワールズの福田太一副社長は「沖縄は観光地として今後もさらに伸びていく。アジアを含めて観光客が訪れるような施設にしたい」と話した。フリーアナウンサーの宇垣美里さんは「実際に動くので、まるで生きているかのよう。こんな視点から見られるのかという驚きの連続だった」と語った。

 
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