沖縄県の那覇空港ビルディング(安里昌利社長)は1日から、那覇空港国際線のふくぎホールで、県内8カ所で生産されている染織物を装飾したクリスマスツリー「TAYUTAI」を展示している。ツリーの高さは約6メートル。デザインは「多様性」をテーマに、東京五輪組織委員会クリエイティブアドバイザーなどを務めるデザイナーの山﨑晴太郎氏が手掛けた。

那覇空港国際線ふくぎホールに展示された県内の染織物で作ったクリスマスツリー「TAYUTAI」=2日(下地広也撮影)

 染織物は喜如嘉の芭蕉布(ばしょうふ)や読谷山花織のほか、知花花織、首里織、琉球絣、琉球びんがた、久米島紬、宮古上布を使用。ツリーの下から空気を送り込み、布が風にたゆたう様子を表現している。

 山﨑氏は「沖縄は琉球王国の時代から、世界の多様な文化に寄り添い、独自の文化を形成してきた。世界各地の人が行き交う那覇空港で、琉球の文化に触れ、世界へ発信する機会につながってほしい」と期待した。

 ツリーは来年1月中旬ごろまで展示される。