国内でもまれな迷鳥のノハラツグミが11月30日、沖縄県の宮古島市下地与那覇のサニツ浜公園に飛来しているのを宮古野鳥の会の仲地邦博会長らが確認した。仲地会長によると、県内では初確認とみられる。

県内初確認と見られるノハラツグミ=11月30日、宮古島市下地与那覇(金子進通信員撮影)

 確認されたノハラツグミは、首の後ろにかけて青灰色で翼が褐色で、胸には丸い班があり、赤みを帯びている。餌を探しながら、公園内の芝生の上を盛んに動き回っていた。

 ノハラツグミの全長は約25・5センチ。北部ヨーロッパからシベリア中西部などで繁殖し、冬季はヨーロッパ中南部、トルコからイラン方面で越冬するという。

 国内では1960年に長野県で初めて観察され、北海道や埼玉県、神奈川県などで記録されている。仲地会長は沖縄野鳥研究会にも問い合わせたとし、「図鑑でも調べたがノハラツグミで間違いないだろう」と話した。(金子進通信員)