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「使おうと試みたが…」 特殊工具なく放水銃ふた開けられず 首里城の防火管理、不備か 

2019年12月3日 09:12

 首里城火災で、放水銃1基の収納ぶたが開けられず消火活動に使えなかった問題で、ふたは特殊な工具を用いないと開けられない状態だったことが2日までに分かった。消防関係者は「初期消火のための放水銃は常時使用できるようにしておかないといけない」と指摘。消火設備の管理体制に不備があった可能性がある。

収蔵資料と放水鋭の配置

 使えなかった放水銃は正殿裏の御内原エリアに設置されていた。通常は地下に埋まっており、使う際はふたを開けて使用するが火災発生時、消防隊員が開けられずに使えなかった。正殿前の御庭に設置されている放水銃2基も地下に設置されていたが、消防隊員が工具を使わずにふたを開けることができたという。

 消防関係者の一人は「使おうと試みたが特殊な工具がないと開けられず、一刻を争う事態だったので、消防が持つ装備での消火活動に切り替えた」と話した。

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