【中部】北中城村の玉城善順さん(43)がこのほど、「かけ算九九ができない大人でも人生がうまくいって楽しくなる魔法の手帳。」を出版した。販売取り次ぎのいしだ文栄堂によると、手帳を個人出版するのは県内初。手帳には「不得意」に悩まされてきた玉城さんの工夫が凝らされている。

手帳と、添付の冊子

手帳を製作した玉城善順さん(右)と、出版取り次ぎを担ういしだ文栄堂の小橋川篤可さん

手帳と、添付の冊子 手帳を製作した玉城善順さん(右)と、出版取り次ぎを担ういしだ文栄堂の小橋川篤可さん

 「数字が苦手でかけ算に弱いんです」と苦笑いする玉城さんは他にも、ミスや遅刻が多い、会議でじっとしていられないといった数々の不得意がある。3年前、生活改善のため自分にとって使いやすい手帳を作ることを思い立った。

 手帳は書いて頭を整理することを重視。余計な情報が多いと気が散るため、旧暦やえとなどの表記を削除し、余白を多く取った。

 数字が苦手な人が12時間、24時間表記で混乱しないよう、午後1時のそばに(13)と入れ13時だと分かるようにした。日付は「1日」には「ついたち」、「2日」には「ふつか」と読み方も併記。添付の冊子には「よかったこと」を振り返る欄なども設けた。

 手帳を通して自分を見つめ直したという玉城さんは「自分の欠点をなんとかしたい人、自分らしく生きたい人に使ってほしい」と呼び掛ける。手帳は1900円(税別)で県内主要書店で発売中。問い合わせはいしだ文栄堂、電話098(963)6350。