空手の全日本選手権最終日は8日、群馬県の高崎アリーナで個人種目が行われ、男子形決勝で来夏の東京五輪出場が確実となった喜友名諒(劉衛流龍鳳会)がアーナンを演武し、28・32点を獲得して史上最多に並ぶ8連覇を達成した。
喜友名は予選から高得点を連発して盤石の強さを発揮。決勝進出を決めたランキングラウンドでは、全日本選手権で初めて劉衛流のパイクーを打ち、30点満点中27点をたたき出した。
新馬場一世(西濃運輸)との決勝では、全日本選手権決勝で何度も優勝を決めてきたアーナンを演武。新馬場に1・04点差をつける圧巻の内容だった。