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米軍の射撃訓練中止求める 金武町長、伊芸区長ら国に 米軍の照明弾落下に抗議

2019年12月9日 11:53

 沖縄県金武町の仲間一町長と伊芸区の山里均区長、区行政委員らは9日、嘉手納町の沖縄防衛局に田中利則局長を訪ね、町伊芸区の民間地に米軍が訓練で使用した照明弾3発が落下したことに抗議し、要請書を手渡した。

田中利則局長との面談後、記者団の取材に答える仲間一金武町長(右)と山里均伊芸区長=9日午前、嘉手納町・沖縄防衛局

 非公開の面談後、記者団の取材に仲間町長は「落下現場は住宅や牛舎、沖縄自動車道など人々の生活空間に近く、一歩間違えれば大惨事につながる。この危険性を沖縄防衛局も認識してほしい」と指摘。全容解明と再発防止策の発表、それまでのキャンプ・ハンセン内における全ての実弾訓練・演習の中止、住宅地付近での訓練・演習の恒久的中止を求めた。

 山里区長は、5日に使用した照明弾の数と訓練場所の公表、レンジ4施設の撤去とレンジ3~5の実弾射撃訓練の即時中止などを求めた。照明弾の火薬が人体や水田の土壌に与える影響については「米軍から影響ないと説明を受けている」と沖縄防衛局の回答があったという。町は落下地点の土壌を採取しており、科学的な分析を行う予定。

 田中局長は、米軍に原因の究明と対応を強く申し込むと応じたという。

 照明弾は5日に1発、6日に2発が見つかった。米軍はキャンプ・ハンセンでの訓練中に使用した60ミリ迫撃砲照明弾と認めている。

 
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