病気などで髪を失った18歳未満の子に贈る医療用ウィッグ作りに協力しようと、沖縄県那覇市の宇栄原小2年の仲間心咲みさきさん(8)=那覇市=が5日、市内の美容室「ラ・モード・チュラ小禄店」で髪を約20センチ切った。ヘアドネーション(髪の寄付)は去年に続き2度目で「髪の毛がない子たちの役に立ってほしい」とはにかんだ。

去年ぶり2度目のヘアドネーションをする仲間心咲さん=5日、那覇市赤嶺・ラ・モード・チュラ小禄店

 伸ばしていた髪をあご先にそろえ、黒髪がつやつやと輝くボブスタイルになった心咲さん。誰かの役立つことに加え、「髪の毛が重くなくなってうれしい」と喜んだ。

 母の裕子さん(47)によると心咲さんが1度目のヘアドネーションをした後、周囲でもヘアドネーションをする人が増えた。善意の輪の広がりに喜びつつ「約30センチ以上ないとだめと思って長い髪を切ったけど捨てちゃった、という人もいた。15センチ以上からでも寄付できる団体もあるので、活動を広めたい」と話した。

 裕子さんも子育てを初めてから短いヘアスタイルが多かったが「娘がして母がしないなんて」と髪を伸ばし、先日髪を34センチ分切ってボブスタイルに。2人の髪は、名護ライオンズクラブを通じて寄付されるという。