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「無理ない形で長期に」 沖縄の菓子メーカー 首里城再建を継続支援 タルト売上額の1%毎年寄付

2019年12月10日 08:32

 沖縄県のお菓子メーカー、ナンポー(那覇市、安里睦子社長)は、首里城再建を支援する商品「べにいもたると3箱アソートパック」を今月中旬から発売し、毎年同商品の売り上げの1%を首里城を管理する沖縄美ら島財団に寄付することを決めた。25日に100万円も寄付する。安里社長は「再建には時間がかかる。息の長い支援を続けるために、県内中小企業が無理のない形を作ることが大事だ」と語り、県内で同様の動きが広がることを期待する。

ナンポーの人気商品「べにいもたると」6個入りを3箱セットにした再建応援商品=6日、那覇市の同社

ちとせ印刷が再建応援商品として、売り上げの1%を毎年寄付するオリジナル年賀状のイメージ(同社提供)

ナンポーの人気商品「べにいもたると」6個入りを3箱セットにした再建応援商品=6日、那覇市の同社 ちとせ印刷が再建応援商品として、売り上げの1%を毎年寄付するオリジナル年賀状のイメージ(同社提供)

 寄付に充てる再建応援商品は従来の人気商品「べにいもたると(6個入り)」を、首里城正殿などがかたどられたカバーで3箱セットにした。価格は従来商品を3個買うのと変わらず税込み1944円。

 同社は2016年の熊本地震の際に、米菓・土産品製造を手掛ける木村(熊本市)と連携し、新たな商品開発と販売をすることで、寄付金だけでない支援を続けてきた。受注が止まっていた木村の工場の稼働率は、1年で91%にまで回復したという。連携は今も続いており、安里社長は「自分たちにできる形で続けることが、支援の本来のあるべき姿だと感じた」と語る。

 再建応援商品の売り上げが寄付額の増減につながることから、社内では社員の頑張りが「見える化」され、やる気向上や主体的な販売戦略への関わりも期待できるという。

 同社グループ企業のちとせ印刷(浦添市)も、首里城を描いたオリジナルの年賀状を発売し、売り上げの1%を毎年寄付する予定。

 
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