沖縄県国頭村宜名真区の「フーヌイユまつり」が11月24日、宜名真漁港であった。「運のある人が釣れる魚」を意味するフーヌイユ(シイラ)を求めて村内外から集落の人口95人の約19倍に当たる約1800人が訪れ、にぎわった。

フーヌイユ(シイラ)の干物を買い求める来場者=11月24日、国頭村・宜名真漁港

 天日で干物にしたシイラの販売開始時間、午前9時前から約100人が列を作り、購入を待ちわびる様子が見られた。そのほかジューシーや天ぷらなども販売された。

 ステージでは郷友会によるかぎやで風や書道グループ「かぜまーる」によるパフォーマンスも披露され、観客を魅了。快晴の下、心地よい海風を受けながら遊覧船体験を楽しんだ来場者もいた。

 実行委員長の山入端立全区長は「伝統食の復活と同時に地域活性化を目指す集落の一大イベント。たくさんの人に楽しんでほしい」と話した。午前6時起きで那覇から訪れた玉村進さん(72)は「塩抜きして食べたらとてもおいしい。お土産にも購入した」と満面の笑み。曽祖母と母と訪れた與那嶺珠来ちゃん(3)は「おいしい」とフーヌイユそばを頬張っていた。

(写図説明)フーヌイユ(シイラ)の干物を買い求める来場者=11月24日、国頭村・宜名真漁港