【ストックホルム共同】旭化成の吉野彰名誉フェロー(71)は11日、ノーベル賞の授賞式から一夜明け記者会見した。「(今後は)私の言葉の一つ一つが重みを持ってくる」とし、環境問題や大学教育などのあるべき姿を発信していきたいとの考えを示した。

 ノーベル賞の授賞式から一夜明け、サインを入れた色紙を手に持つ旭化成の吉野彰名誉フェロー=11日、ストックホルム(共同)

 前夜は遅くにホテルに戻り、親族らとバーで1時間半ほどお酒を楽しんだ後、ぐっすり眠った。授賞式の一日を「長かったような、短かったような。最高の一日だった」と振り返った。

 授賞理由のリチウムイオン電池開発について「技術の進展にいろんな人が努力してきた。それを代表して私が(賞を)いただいた」と関係した技術者らの功績に言及した。(共同通信)