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心肺停止でけいれん・顔真っ青 マラソン出場中の消防署員と看護師が駆け付け救命「完走」

2019年12月13日 08:10

 1日に開かれた第35回NAHAマラソンで、ジョガーとして出場した那覇市消防局消防司令補の比嘉克直さん(57)と名護市に住む看護師の島袋知美さん(27)が、6キロ付近で心肺停止となった都内の40代女性ジョガーに心臓マッサージなどの救命救急活動を施した。女性は順調に回復しているという。12日に那覇市内で開かれた謝恩の夕べで、2人に感謝状が贈られた。

救命活動の感謝状を受けた比嘉克直さん(右)と島袋知美さん=12日、那覇市・ロワジールホテル那覇

 島袋さんが女性の脇を通過した際に倒れたことに気付いて119番通報。比嘉さんも後方で「女性が倒れた」との声を聞いて駆け付けた。沿道の人たちと女性を歩道に移動させたが、けいれんが始まって呼吸も弱い状態。比嘉さんは「これは危ない」と、沿道の人に頼んで近くのコンビニから持って来てもらった自動体外式除細動器(AED)を使ったほか、救急車が到着するまで2人で心臓マッサージした。

 島袋さんは「女性の顔が真っ青で息をしていないのがすぐに分かった。助かるのかずっと不安だった」と振り返る。比嘉さんも「厳しい状況だったので回復してよかった。消防で約31年勤務しているが、こんなにうれしい出来事はない」とほっとした表情を浮かべた。

 2人とも今回はリタイアとなったが、「来年は完走を目指して頑張ります」と目標を語った。

 

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