沖縄銀行は13日、IPO(上場)セミナーを那覇市のタイムスビルで開いた。東京証券取引所や福岡証券取引所の担当者が審査プロセスや支援体制などを紹介したほか、県内のスタートアップ企業も交えて、上場の意義やメリットなどを議論した。

証券取引所や県内スタートアップ企業の代表者らがIPO(上場)のメリットなどを話し合ったIPOセミナー=13日、那覇市久茂地のタイムスビル

 上場を目指し、外部から資金調達しているITベンチャー、Payke(ペイク)の比嘉良寛取締役は「外部の目を気にするようになり、経営体質が強化された」と上場準備の意義を語った。

 中小企業向けクラウド型売り上げ業務管理システムを開発するジョブマネの小林康裕代表は、事業規模を拡大する中でのコスト増が悩みとし、「IPO準備のための資金を助成するような仕組みがあればハードルが下がる。県を挙げてそうした施策を立ててもらいたい」と要望した。

 東京証券取引所上場推進部の寺中久登調査役は「上場企業は株主への説明責任に加え、コンプライアンスも強化しなければならない。第三者からの意見をポジティブに受け止められる経営者は上場に向いている」と語った。