【沖縄】沖縄タイムス知花販売センター(市知花)がこのほど、日本新聞協会が全国各地の新聞販売所の地域活動をたたえる「地域貢献賞」を受賞した。高齢者や子ども支援のため、2015年に開設した「ふれあいサロンまじゅん」の活動が評価された。県内からの選出は初めて。店主の知花朝盛さん(65)は受賞を喜び「さらにサロンを広く普及させたい」と意気込む。

地域貢献賞の記念盾を手に笑顔を見せる沖縄タイムス知花販売センター店主の知花朝盛さん=11月28日、沖縄市知花

 知花さんは31歳の時、販売店主に就任した。約20年前、販売店としては当時珍しかったミニコミ誌「タイムス知花」の定期発行をスタートした。地域の行事予定や住民の寄稿、交番だよりなど掲載する同誌は現在264号まで発行。「本紙よりもさらに知花地域に密着した情報を届けたい」との思いが凝縮されている。 

 子どもたちの学習サポートとして平日の午後4~6時、同センター事務所でサロンを開催。10人ほどの子どもたちが放課後、元教員のボランティアと宿題などに取り組んでいる。 

 17年からは高齢者を対象とした取り組みも始めた。毎週土曜日の午前10時から約2時間、筋力アップ講座や、理学療法士を招いての健康ミニ講座などを開く。現在、60人(平均年齢80歳)が登録し、90歳の最高齢者も通っているという。

 知花さんは「子どもたちがここで友達をつくったり、高齢者の家族から『以前よりも会話が増えた』と感謝されたりした。本当にありがたい」と笑顔で話す。

 高齢者がさらに増えていく中で、今後は「地域包括支援センターなどと連携を深め、ふれあいサロンまじゅんをさらに広く普及させたい」と目標を語った。

(写図説明)地域貢献賞の記念盾を手に笑顔を見せる沖縄タイムス知花販売センター店主の知花朝盛さん=11月28日、沖縄市知花