【名護】名護市大浦区公民館前のアサギ庭に自生している樹齢150年以上のガジュマルの供養祭が1月4日午前10時から、アサギ庭で開かれる。数年前から樹がミナミネグサレ病にかかり、大きな枝が枯れ落ちるなど危険な状態であることから、区が伐採を決めた。区民や区出身者に供養祭への参加を呼び掛けている。

区民たちを長年見守り、大浦のシンボルとなっているガジュマル=10月下旬、名護市大浦区公民館前

ガジュマルの供養祭をPRする大浦区の宮里辰之区長(右)と大城光長書記=11日、沖縄タイムス北部支社

区民たちを長年見守り、大浦のシンボルとなっているガジュマル=10月下旬、名護市大浦区公民館前 ガジュマルの供養祭をPRする大浦区の宮里辰之区長(右)と大城光長書記=11日、沖縄タイムス北部支社

 大浦のガジュマルは高さ約16メートルで、市の文化財(天然記念物)に指定されている。

 大浦のシンボルとして長い間区民に愛され、沖縄タイムスの連載「地元の主 名護のガジュマル」でも10月に取り上げられた。

 今では樹勢の衰えが目立ち、枝や幹が切り落とされ、コンクリート製の支柱で支えられている。地元の子どもたちからは、木の形から「ゴジラガジュマル」とも呼ばれている。

 区長の宮里辰之さん(40)は子どもの時にガジュマルに登ったり、秘密基地を造ったりしたという。「樹木医に調べてもらった結果、再生不能だった。区民の喪失感は大きいが、伐採して終わりではなく、枝の再利用や記念碑の建立も考えたい」と話す。

 供養祭では参列者が焼香するほか、区の新年会も併せて開く。ガジュマルの思い出の写真や絵画、作文の展示も予定している。

 書記の大城光長さん(35)は「写真などがあれば、ぜひ持ってきてほしい」と呼び掛けている。

 問い合わせは同区、電話0980(55)8606。