琉球大学島嶼(しょ)防災研究センターは12日、西原町の琉球大学研究者交流施設50周年記念館で「第13回 防災・環境シンポジウム」を開いた。研究者や専門家らが「琉球諸島における地盤問題とその対策」をテーマに講演。「沖縄でも大地震が起きる可能性がある」と訴えた。

藍檀オメルセンター長

 同研究センター長の藍檀オメルさんは南海トラフを入れた推計だとマグニチュード(M)9クラスの大きな地震が起きる可能性があると指摘。下地、石垣、宮古島などにある巨大な津波石からの算出では、最大でM9・7の地震も想定されると強調した。

 藍檀センター長は鍾乳洞など琉球石灰岩地形は地震で陥没することがあるとし、「普天間(飛行場)など十分可能性がある。空洞対策は大きな課題で、考えていく必要がある」と呼び掛けた。