【那覇】市牧志のえびす通りに飲食を楽しめる新スポット「恵比寿御利益庭園(えびすごりやくガーデン)」が13日、オープンした。老朽化した建物が取り壊され、商店街に空き地が増える中、通りを盛り上げようと市場振興会が企画。初日は親子連れや仕事帰りの人らが多く詰め掛け、活気にあふれた。

オープンした恵比寿御利益庭園。ミニビアカーで75BEERを提供する。子どもが遊べるスペースもある=13日、那覇市牧志のえびす通り

 恵比寿御利益庭園がある場所は建物が取り壊され、3カ月ほど空き地になっていたが、地主の協力を得て土地の活用につなげることができた。振興会理事長で恵比寿御利益庭園マネジャーの新里俊一さんは「売らない、貸さないといった地主が多く『歯抜け商店街』が増えている。空き地が増えるとごみの不法投棄といった問題も起こり、余計に人が来なくなる」と指摘する。

 近隣店舗がコーヒーやビール、五平餅などを提供する。目玉は10日から全県販売が始まったプレミアムクラフトビール「75BEER」(ナゴビール)だ。車を改造し「ミニビアカー」として樽(たる)生ナゴビールを販売する。

 子どもも遊べるように芝生を敷き詰めたスペースも作った。新里さんは「買い物しがてらひと休みする人も多い。お母さんたちの憩いの場としても使ってもらいたい」と話した。今後はイベント開催の場として使ってもらうことも考えているという。

 振興会では「御利益」の名前にちなみ、今後は福が訪れるような仕掛けも予定する。営業は午後1時から午後10時半まで。木曜定休だが、屋根がないため雨の日は休みになることもあるという。年末年始は営業。問い合わせは、電話090(9656)6155。