沖縄タイムス+プラス ニュース

ロサンゼルスで奏でる首里城再建の調べ 「沖縄アメリカーナ」民謡とブルース融合

2019年12月16日 19:50

 【福田恵子通信員】那覇市を拠点に活動する音楽ユニット「沖縄アメリカーナ」が11月、全米ツアーの一環でロサンゼルスを訪れ、3カ所の会場で首里城復興ライブを開催した。

首里城再建の支援を呼び掛けてライブ演奏する沖縄アメリカーナ=米ロサンゼルス

首里城復興ライブに関わった(左から)北米沖縄県人会のジョーイ・神谷さん、沖縄アメリカーナのデビッド・ラルストンさん、メリーさん、ボブズ・ハワイアン・スタイル・レストランのオーナー佐藤公昭さん=米ロサンゼルス

首里城再建の支援を呼び掛けてライブ演奏する沖縄アメリカーナ=米ロサンゼルス 首里城復興ライブに関わった(左から)北米沖縄県人会のジョーイ・神谷さん、沖縄アメリカーナのデビッド・ラルストンさん、メリーさん、ボブズ・ハワイアン・スタイル・レストランのオーナー佐藤公昭さん=米ロサンゼルス

 11月20日はオレンジ郡タスティンのハブヤ・オキナワ・ダイニング、22日はトーランスのフルート・オブ・スピリット・ルテラン教会で公演。そして全米ツアーの最終日となる23日には、北米沖縄県人会があるガーデナのボブズ・ハワイアン・スタイル・レストランで演奏。沖縄系以外の日系人やアメリカ人ら多くの観客が詰め掛け、沖縄民謡とブルースが融合した独特な音楽を堪能した。

 沖縄アメリカーナは沖縄民謡と米国のブルースなどを組み合わせたバンド。今回は4度目のアメリカツアーとなる。ロサンゼルスは当初、ハブヤでのみ公演予定だったが、首里城が火災に遭ったことで急きょ、北米県人会のジョーイ(ジョセフ)・神谷さんと連絡を取り合い、2公演を追加。今回は全てボランティアで演奏し、ジョーイさんは会場で観客に寄付金を募った。

 メンバーのメリー(具志恵)さんは「首里城の焼失には大きな喪失感を感じているが、同時に世界中の人々からの沖縄を助けたいという多くの声も届いている。今後は沖縄の人々が意地を見せ、首里城を立派に再建することが世界の人々に対する恩返しだと思っている」とチャリティーライブ開催の意義を語った。

 同じくメンバーのデビッド・ラルストンさんは「沖縄に長く暮らしている私も、シンボル的存在の首里城の火災に心を痛めているが、音楽を通じて再建に貢献していきたい。それが私たちミュージシャンの使命だと思っている」と強調。今後も積極的に再建に向けた活動に関わっていきたいと抱負を述べた。

 
前の記事へ 次の記事へ
沖縄関連、今話題です(外部サイト)
JavaScriptをOnにしてください
きょうのお天気