【山城博明通信員】オキナワ第1移住地の入植65周年と第2移住地の入植60周年記念式典がこのほどそれぞれの地域であり、住民や出身者らが出席し、盛大に地域の節目を祝った。

 オキナワ日本ボリビア協会(中村侑史会長)主催で同協会文化会館ホールで行われた第1移住地の式典は、第3移住地への貫通道路の舗装工事が決まったお祝いも兼ねて催された。第1移住地は1954年8月、うるま移住地へ第1陣が入植。79年の入植25周年には電気が通り、90年代に入ると電話が架設された。近年ではインターネットも普及しているが、道路整備が遅れていたので、貫通道路の舗装は人々の大きな喜びとなっている。

 中村会長は「入植以来、幾多の苦難を乗り越えてきた移住地もモデル農村として評価されるようになった。道路舗装が実現したことで農産物の生産向上につながり、さらなる発展が期待できる」とあいさつした。

 オキナワ第2移住地の入植60周年記念式典は、地域体育館で行われた。

 オキナワ第1移住地で土地の配分を受けるため待機していた6次移民の一部と、第1移住地で土地を配分されたが浸水地帯のため換地を求めた人々が、59年4月から共に第2移住地に移住した。同年7月には第7移民が直接第2移住地に入植。第7次移民の入植日を基に、第2移住地の入植記念日が決まった。

 式典では玉城輝彦実行委員長が「60年の間に水害、干ばつなどの天災が度々あったが、その度にウチナーンチュ魂で乗り越えた。今日では機械化した大規模な営農や牧畜で安定した生活基盤が出来上がっている」とこれまでの同地域の歩みを振り返った。

(写図説明)入植65周年の記念式典であいさつする中村侑史オキナワ日本ボリビア協会長=オキナワ第1移住地

(写図説明)多くの人々が出席して節目を祝った入植60周年記念式典=オキナワ第2移住地