JAおきなわ(普天間朝重理事長)と、貿易事業やホテル事業を手掛けるJCC(糸満市、渕辺俊紀社長)は、来年2月から台湾へ「JA石垣牛」の輸出を始める。サイプレスグローバル(台北市)を介し、2月に台北市にオープンする県産和牛のアンテナショップ「南島肉舗焼肉店」で販売する。

JA石垣牛の台湾輸出を発表した(右から)JCCの渕辺俊紀社長、JAおきなわの長山敬常務、サイプレスグローバルの劉志輝CEO=23日、那覇市壺川

 「JA石垣牛」の台湾への輸出は初めて。JAおきなわは、台湾やシンガポールに「おきなわ和牛」の輸出実績があり、沖縄に寄港するクルーズ船にも食材を提供している。JAおきなわの長山敬常務は「海外、県内外で選ばれる高品質な和牛を生産したい」と話した。

 JCCは、アンテナショップでJA石垣牛の販売に加え、石垣市役所と連携して、石垣市のプロモーション活動を展開し、台湾の地元客の誘客につなげたい考え。

 JA石垣牛肥育部会の比嘉豊部会長は「出荷頭数が少ない分、手塩にかけて育てられている。華々しい形でPRできてうれしい」と感謝を述べた。JA石垣牛の生産農家数は41戸で、2018年度の販売頭数は758頭。

(写図説明)JA石垣牛の台湾輸出を発表した(右から)JCCの渕辺俊紀社長、JAおきなわの長山敬常務、サイプレスグローバルの劉志輝CEO=23日、那覇市壺川