贈賄容疑で逮捕された仲里勝憲容疑者(47)は沖縄県の元浦添市議で、最近まで松本哲治浦添市長の後援会事務局長を務めていた。浦添市出身で2013~17年に市議を務め、同年の市議選で落選した。その後、後援会幹部となるが、関係者によると今秋ごろから体調不良を訴え退任した。

(資料写真)浦添市

2017年8月に那覇市で開かれたIR関連シンポジウム

(資料写真)浦添市 2017年8月に那覇市で開かれたIR関連シンポジウム

 同じく贈賄容疑で逮捕された紺野昌彦容疑者(48)との関係について、仲里容疑者の周辺は「(仲里容疑者の)市議選の出発式で紺野さんが人を集めるような間柄だった」と語る。別の関係者は「紺野さんの影響でIR誘致活動に踏み込むようになった。(逮捕は)巻き込まれた形ではないか」と話した。

 関係者によると、収賄で逮捕された衆院議員の秋元司容疑者(48)は少なくとも20年前から浦添市の政界とつながりがあり、仲里容疑者が市議時代に秋元容疑者の秘書と知り合いになったところからのつながりとみる。

 市議の一人は「(仲里容疑者は)目標達成のためにとことん頑張る姿勢が印象的だったが、段々手段を選ばなくなる一面も見えた」と振り返った。

 別の市議は同容疑者が松本市長の後援会事務局長だったことについて「落選後に次の市議選に出るまでの救済措置として拾われた」とした。

 プライベートで休暇中の松本市長は25日、「突然の報道で驚いており、詳細も分からず困惑している。元後援会関係者がご迷惑をお掛けしていることについておわび申し上げる」とのコメントを発表した。