【沖縄】浦添市の与那覇いおりさん(6)=港川小1年=が22日、病気や事故などで頭髪を失った子のために髪の毛を寄付するヘアドネーションに取り組んだ。いおりさんはこれまで、前髪を軽く整える以外は散髪したことがなく、長さは約70センチに達していた。「困っている人の役に立てたらうれしい」と笑顔で話した。

カットした髪の毛を手にする与那覇いおりさん

髪を切る前の長さはお尻の辺りに達していた=22日、沖縄市の美容室「髪楽屋ハルー」

カットした髪の毛を手にする与那覇いおりさん 髪を切る前の長さはお尻の辺りに達していた=22日、沖縄市の美容室「髪楽屋ハルー」

 数カ月前、ヘアドネーションのことを知った母のうたのさん(48)が「せっかく伸ばした髪が役に立つならやってみたら」と提案。いおりさんも「やりたい!」と乗り気で、11月の七五三の記念撮影を終えたのを機にカットすることにした。

 カットを手掛けた沖縄市の美容室「髪楽屋ハルー」の小谷よしき店長によると「くせもなくきれいな髪」。34センチほど切られた髪の毛は同店を通して大阪府のNPO法人「ヘアドネーション&チャリティー」に寄付される。

 長い髪は乾かすのが大変で、プールの授業後は肩にタオルを掛けていた。生まれて初めてのカット後、ミディアムスタイルでさっぱりした様子のいおりさんは「涼しくなってよかった。髪の毛は優しく大事に使ってほしい」と目を輝かせた。

 うたのさんは「本人も喜んでやってくれてよかった。将来、社会貢献に興味を持ってくれたら」と期待した。