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「最初はタオルかと…」小学校に落ちたヘリの窓 消えない恐怖心、日常を取り戻す努力

2019年12月28日 11:00

 「最初はタオルかとおもっていました。でもだんだん大きくなってきたのでびっくりしていました」。事故当時に運動場にいた2年生の1人は、そうつづった。一方、訓練だと思って教室に避難し、校内放送で初めて事故を知ったと書く子どもたちもいた。自由感想文はA4サイズの紙に書ききれず裏面まで使う子もおり、子どもたちの強い気持ちが伝わる。文字の上に、平和を象徴する四つ葉のクローバーのイラストを重ねた子もいた。(中部報道部・平島夏実)

(資料写真)普天間第二小学校の上空周辺を飛行する米軍ヘリ=宜野湾市新城の同小

 米軍機が事故後も日常的に学校上空を飛んでいる現状には「なんでこんなことをしているのに はんせいしないであやまりもしないで よゆうにヘリコプターをとばせるんだろう?」「まどわくをおとしたのになんなんだ」と違和感を訴える声が目立った。

 ヘリの窓が落ちた恐怖感が今も消えず、事故を振り返る全体集会に参加できなかったという児童も。「げんじつから逃げてもむだなことはわかっています。次からは参加しようと思います」と言い聞かせる文面があった。

 普天間第二小では事故から54日間、運動場を使えなかった。その後は沖縄防衛局の「監視員」や「誘導員」が米軍機の飛行時に避難を呼び掛け、体育の授業はその都度中断となった。

 事故翌年の2018年4月に赴任した桃原修校長は、くすんだ校門を塗り直したり、飼育小屋にヤギを連れてきたりし、学校生活を「日常」に戻す努力を重ねた。

 同年8月には運動場の両隅に鉄筋コンクリート製の「シェルター」が完成。現在は「普通の授業を受けさせてあげたい」との思いから監視員と誘導員の配置をやめ、避難するかどうかを教師や子どもたちの判断に任せている。

 

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