【沖縄】日韓関係が悪化する中、民間レベルで交流を深めようと、沖縄市に住む韓国人や市民がこのほど、「琉韓文化交流会」をつくった。会員は約20人で、定期的に集まり、韓国の家庭料理を食べたり、バーベキューを楽しんだり親睦を図る。11月上旬には韓国・平沢市などを訪問し、手厚い歓迎を受けた。

琉韓文化交流会の(左から)徳山義広さん、金元根さん、大城貞夫さん=沖縄市上地

 発足の中心となった金元根(キムウォングン)さん(43)は、妻がうるま市出身で2009年に来沖。文化・イベントの企画やコザの街紹介に携わる。「コザは外国人が住みやすく、異文化交流ができる場所。実際の韓国を知ってほしい」と話す。

 今回の韓国訪問は3泊4日で、10人が参加した。青松郡や水原市などを訪れ、世界文化遺産「水原華城」や市場の見学をはじめ、米軍基地のある平沢市の国際交流財団と意見交換した。首里城火災は現地でも関心が高く、行く先々でお悔やみの言葉を掛けられたという。

 参加したミュージックウェーブ取締役の大城貞夫さん(69)は「沖縄、琉球と言うと熱烈歓迎を受けた。空路の直行便が減り、元に戻るには時間がかかる。今こそ民間交流を増やしていくことが大事」と話した。

 会員の一人、ミュージックタウン音市場館長の徳山義広さん(65)は、ピースフルラブ・ロックフェスティバルに韓国のバンドを招請するなど関わりが深い。今後について「音楽を通じて、風穴を開けていきたい」と話した。