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バスケ、エンタメの「ホーム」に 沖縄アリーナ 今秋完成 新たなランドマークへ挑戦! 

2020年1月2日 10:58

 沖縄のスポーツとエンターテインメント環境を一新する夢のアリーナが今秋、沖縄市に完成する。コザ運動公園内で建設が進む「沖縄アリーナ」の収容人数は県内最大の1万人。プロバスケットボール男子Bリーグの琉球ゴールデンキングスのホームアリーナとなるほか、コンサートなどにも使用される。施設は商業機能も備え、飲食店やショップが並び、イベント以外でも県民が集える場所を目指す。国内外100以上のスタジアム・アリーナを見てきたキングスの木村達郎社長が構想から関わり、完成後は指定管理者として運営に携わる。「世代をつなぎ、楽しめるエンターテインメントの場にしたい」。沖縄の新しいランドマークに夢を託す。(運動部・新崎哲史)

沖縄アリーナでのキングス公式戦の予想図。コート上部には510インチの大型ビジョンが設置される予定(沖縄市提供)

沖縄アリーナの完成予想図

新アリーナの断面予想図

沖縄アリーナでのキングス公式戦の予想図。コート上部には510インチの大型ビジョンが設置される予定(沖縄市提供) 沖縄アリーナの完成予想図 新アリーナの断面予想図

琉球ゴールデンキングスの公式戦開催 コンサートも

桑江朝千夫沖縄市長

 1万人規模の多目的アリーナの建設は、活力あふれ、市民が夢と希望を持てる沖縄市の一翼を担う事業として、2020年度の供用開始を目指しています。

 「観せる」「使いやすい」「1万人」をコンセプトに、琉球ゴールデンキングスの公式戦やコンサートなど、これまで県外でしか体験することができなかったイベントを開催し、沖縄市から中部圏域、さらには、県全体を元気にしていきます。

 キングスにはバスケットボールを熱く盛り上げ、ホームアリーナの完成を機に、さらなる高みにブースターの皆さんを連れて行ってほしいと願っています。GO KINGS!

「沖縄エンタメの玉手箱に」

琉球ゴールデンキングス 木村達郎社長 

 週末はキングスの試合やコンサートで盛り上がり、平日はドリンク片手に音楽鑑賞を楽しむ−。木村達郎社長が思い描く沖縄アリーナの使い方は多岐にわたる。「週末のビッグイベントだけでなく、いつでもスポーツや音楽、文化に親しめる空間をつくる。各世代が楽しめる施設にしたい」と力を込める。

 構想の原点は米国留学中に何度も通ったアリーナ・スタジアムの体験がある。米大リーグ・レッドソックスの本拠地フェンウェイ・パークでは祖父、父、子の3世代の姿もよく見かけた。「スポーツ施設というより、家に帰ってきたような感覚。観客同士が家族のようで、歴史が育んだ場の力を感じた」と振り返る。

 キングスを立ち上げ、約10年でリーグ有数の人気チームに成長させた。会場を歩くと、古参のブースターの姿も見かける。「彼女と観戦していた人に子どもが生まれ、大きくなって子ども用ユニホームを着られるようになったりしている」。米国で見た家族の歴史に重なった。

 次の10年に向けて沖縄アリーナは「キングスのホームであり、沖縄エンターテインメントのホーム」を目指す。

 30室あるスイートルームから510インチの大型ビジョンでライブ映像を楽しんだり、絵画などを展示できたりするイベントスペースもフル使用していく。

 「『毎回、1万人を集めるのって大変でしょ』と言われるが、アリーナ以外のスペースの活用も重要。アートや落語などの伝統文化をはじめ、行けば何か楽しいことをやっている施設が理想」とのビジョンを描く。

 米国のアリーナ・スタジアムで体感したわくわく感。楽しみを共有する場の創出に沖縄の地で挑む。

 

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