下地幹郎氏(維新)の記者会見での一問一答は次の通り。
-(当時)現金を受領したとの認識は。
「ヒアリングの中で、選挙事務所の職員が献金を受領したと報告したと言っているが、選挙期間中で思いだせない。記憶にない」
-受け取った場所にいたのか。
「いなかった」
-紺野氏が金を渡した趣旨はどのような認識か。
「選挙の時に持ってきている。選挙の陣中見舞いで、選挙支援のためだと認識している」
-維新は企業団体からの献金を全面禁止している。今回は抵触しないか。
「受領は個人という認識。選挙期間中は個人からは献金がもらえると書いている。今回、記載していなかったところが非常に反省すべき点」
-紺野氏は「500」社顧問という立場を把握して個人献金をしたという認識か。
「紺野氏が『500』社の方と来ていたら企業団体からの献金という認識だが、紺野氏は一人で来て献金を渡している。出どころが『500』社だったとは職員は想像もつかなかった」
-なぜ紺野氏は選挙期間中に接近してきたのか。
「それが分からない。8月のパーティーで会ったのが最後で2カ月間音沙汰がなく、選挙期間中に事務所に来た。IRではなく、紺野氏が私の知人の知り合いであり、維新の参議院議員の息子だったので、維新に対する愛着性があったと考えている」
-離党する考えはあるのか。
「離党することも選択肢としてある。会見が終わって決断したい。議員辞職については独自で決められない。後援会や後援会長と相談したい」