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東京の基地周辺 基準値19倍の有害物質 都が有機フッ素化合物調査 横田基地近くの井戸

2020年1月8日 06:00

 【東京】米軍横田基地内(東京都)で有害な有機フッ素化合物PFOS、PFOA(ピーホス、ピーフォア)が検出されていたとの本紙報道を受け、都が2019年1月、同基地周辺の4カ所の井戸で有害物質の漏出調査を実施していたことが7日までに分かった。都によると、立川市にある井戸で米基準値の約19倍となる計1340ナノグラムを検出したという。

安全な手順を取らなかったため、民間業者の基地内作業場から廃油、燃油や変速機用オイルなどが漏れ出した現場。米空軍が情報公開制度により開示した(2015年11月、米軍横田基地)

 米国環境保護庁は水道水中のPFOSとPFOAの合計値が1リットル当たり70ナノグラム以下であれば人体に影響がないとしている。都の調査では、このほか武蔵村山市にある井戸で143ナノグラムを検出。残る2カ所は70ナノグラム未満だったという。都は有害物質の発生源を断定できていない。

 都は防衛省を通じ米側に本紙報道の事実関係を照会しているが、米側は「16年以降PFOSを含む泡消化剤は使っていない」などと一部回答にとどまっているという。

 都が参考にした本紙報道はジョン・ミッチェル特約通信員の18年12月の記事。横田基地で10~17年に漏出した残留性有機フッ素化合物PFOSを含む泡消火剤の量が、少なくとも計3161リットルに上るなどと指摘している。

 

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