沖縄県の嘉手納町と那覇市の上空に6日と7日相次いで、のような光の帯が現れた。

嘉手納町の上空に現れた「逆さ虹」=6日午後4時32分、嘉手納町屋良

那覇市上空で確認された「彩雲」=7日午前8時半ごろ、同市(新里さん提供)

嘉手納町の上空に現れた「逆さ虹」=6日午後4時32分、嘉手納町屋良 那覇市上空で確認された「彩雲」=7日午前8時半ごろ、同市(新里さん提供)

 那覇市上空に7日午前8時半ごろ現れたのは「彩雲」とみられる。通勤途中に那覇市の奥武山公園付近を歩いていた同市の新里範夫さん(56)は「いつものように空を見上げていると、虹色に光る雲に気付いた」とし、持っていたカメラに収めた。

 6日午後4時半ごろ嘉手納上空に現れたのは、虹や彩雲と同じ大気光学現象の一つ「環天頂アーク」。日本気象予報士会沖縄支部長の永井秀行さんによるとかなり珍しい現象で「逆さ虹」とも言われている。

 六角板状の氷でできた「巻層雲」という薄雲が上空に広がる風の弱い日や、日の出後や日没前の太陽高度が低い時に太陽の上方の空に出現する。秋から初冬、移動性高気圧の中心が東へ去り、高気圧の後面に入ったときに巻層雲が広がりやすくなるといい、永井さんは「撮影された日の沖縄島地方はまさにその気圧配置だった」とした。

 嘉手納町で目撃した男性は「希少な現象を見られてラッキーだ。何かいいことがありそう」と話した。(中部報道部・大城志織、社会部・新垣卓也)