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ワクチン接種めぐり…国と沖縄県に温度差 背景に何が

2020年1月11日 08:59

 【東京】県内で豚コレラ(CSF)が広がっていることを受け、ワクチン接種を巡り国と県で温度差が生じている。養豚農家への配慮が必要との認識は一致するものの、国はワクチンを早期に接種したい意向をにじませ、県は感染状況の確認が最優先として、慎重な姿勢だ。

殺処分された豚が入った袋を、埋却地に下ろす重機=10日午前9時半ごろ、うるま市

 江藤拓農相は最初にCSFが確認された8日、沖縄を訪問し、玉城デニー知事にワクチン接種の用意があることを伝えた。感染3例目が確認された10日には「沖縄で思いがまとまったら、スピーディーに応えられるように対処したい」と述べた。

 知事は10日、県庁の対策会議で「まずは感染が広がっていないか確認することが最優先。ワクチン接種は農家の意見を聞きながら検討したい」との認識を示した。農家からはワクチン接種による風評被害などの懸念があるためだ。

 農水省が定める指針では、ワクチン接種は国が推奨地域を設定するものの、最終的に接種するか否かを決めるのは都道府県となっている。

 
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