2014年に閉校した沖縄県の那覇市立久茂地小学校の卒業生で今年新成人の16人が11日、緑ヶ丘公園に集まり、8年前に保管したタイムカプセルを開けた。新成人たちは当時の先生や保護者たちに見守られながら、8年前に自分宛てに書いた手紙を読んだり、思い出話に花を咲かせたりしながら、大人としての一歩を踏みだした。

笑顔でタイムカプセルを開封する新成人=11日、那覇市牧志のくもじ・にじいろ館(落合綾子撮影)

 タイムカプセルは11年当時に久茂地小100期生だった小学6年生の保護者たちが企画し、今年開封することになっていた。

 川満翼さん(20)は医学部入学を目指し勉強中。「友達や懐かしい先生に会えて当時の思い出がよみがえってきた。久茂地小は閉校したけど、学校の記憶は自分の中にあり続けている」と語った。

 当時教頭を務め、現在は国頭村立安波小学校校長の大城武さん(58)も駆け付けた。自身が作った久茂地小の100周年記念ソング「100のこころ」を歌い上げ、「みんなの思いはここ(カプセル)に詰まっている。今日は皆さんと一緒に思い出を味わいましょう」と再会を喜んでいた。

(写図説明)笑顔でタイムカプセルを開封する新成人=11日、那覇市牧志のくもじ・にじいろ館(落合綾子撮影)