「成人の日」を前にした12日、沖縄県内各地でさまざまな催しが開かれた。本部町ではイルカショーを見ながらの成人式を開催。名護市の新成人たちは恒例の光文字をともした。それぞれ未来へ思いを託した。

新成人を楽しませたイルカショー

成人を記念したイルカショーを楽しむ新成人=12日、本部町・国営沖縄記念公園内オキちゃん劇場

市内を見下ろす銭ケ森にともされた「命」の光文字=12日、名護市内

新成人を楽しませたイルカショー 成人を記念したイルカショーを楽しむ新成人=12日、本部町・国営沖縄記念公園内オキちゃん劇場 市内を見下ろす銭ケ森にともされた「命」の光文字=12日、名護市内

 本部町は12日、国営沖縄記念公園内のオキちゃん劇場で初めて成人式を開いた。イルカたちが曲に合わせて宙を舞い、新成人125人の晴れ舞台を祝福した。

 町内の新成人からの要望。代表して玉城豪さんがイルカが運んできた紙を受け取って謝辞を読み上げた。「家族や先生、地域の方や仲間への感謝の気持ちと本部町で生まれ育った誇り、そして成人としての決意を心に刻み、これからの人生を歩んでいくことを誓います」と述べた。

 名護市では12日夜、東江中学校を卒業した新成人による光文字の点灯式があった。同校38期生が決めた今年の1文字は「命」。午後6時にカウントダウンが始まり、銭ケ森の山肌に明かりがともった。1月末頃まで点灯する。

 東江中OBの約50人は亡くなった同級生2人の遺影を胸に抱えて参加。「沖縄の言葉で『命どう宝』という言葉がある。命があるのは当たり前のことじゃないと、友達が亡くなって気付かされた」と思いを込めた。