【クリッシー悦子通信員】イリノイ州のシカゴ沖縄県人会とオハイオ州沖縄友の会はこのほど、ウチナーンチュの日を祝う催しをそれぞれの州で開催し、関係者が沖縄の多彩な文化や芸能を堪能した。

 シカゴ沖縄県人会は聖マタイルーテル日本語幼稚園のエイサー隊「ちむどんどん」との共催で「結伝(ゆいでん)〜命〜」と題した催しをノースフィールド市内のニュートライヤー高校で開催。会員や家族、知人や一般参観者ら600人余が参加した。開会式で安里リンダ会長は、50年以上の歴史のある県人会やウチナーンチュの日の意義を紹介し「今日は会員にとって普段練習している三線、踊り、太鼓などの発表の日。参観者も一緒に沖縄の伝統芸能を楽しんでください」と呼び掛けた。

 演目は会員による三線、踊り、空手、エイサーなど多彩。特に子どもたちのかわいらしく勇壮な演舞に観衆から大きな拍手が寄せられた。

 オハイオ州沖縄友の会は、コロンバス市内の地元銀行会議室で催しを行い、会場には会員や家族、友人ら80人余りが参加した。和美マカウスキー会長は「昨年は沖縄からエイサーの指導者を迎え盛大だったが、今回は県人会結成25周年の大きなイベントを控えており、会員だけの集まりにした。たとえ規模は縮小しても毎年継続していくことが大事だ」と強調した。

 料理一品持ち寄りで行われ、「World Uchinanchu Day」(世界のウチナーンチュの日)と書かれた大きなケーキなど手作りの料理がテーブルいっぱいに並んだ。会員の2世、3世らに折り鶴を教えた後、音楽に合わせて全員で輪になって踊り、会を締めくくった。

(写図説明)家族や友人たちと第2回世界のウチナーンチュの日を祝ったオハイオ州沖縄友の会=米オハイオ州コロンバス市

(写図説明)沖縄の芸能とコラボした演目が観衆を沸かせたシカゴ沖縄県人会の催し=米イリノイ州ノースフィールド市