沖縄県うるま市立川崎小学校の第67期生は13日、成人を迎えた節目に同小に集まり、卒業時にさまざまな品物などを詰めたタイムカプセルを8年ぶりに開けた。当時PTAの学年役員だった名嘉眞修さん(61)=うるま市昆布=が、自宅の居間の天井裏で保管していた。大量の乾燥剤と一緒に「二十歳の自分へ」と題した手紙の束が出てきたほか、文房具やアイドルの切り抜きなど当時の「宝物」が続々と現れ、新成人が赤面しながら小学生の頃を振り返った。

タイプカプセルを開けた川崎小の第67期生ら=13日、うるま市・同小

 当時6年2組の担任だった田原悟先生(43)=現・読谷村教育委員会勤務=は前日から卒業アルバムをめくり、教え子の顔と名前を復習して参加。「さ、そろそろ開けるか! 生もの入ってるかもしれないけど」と冗談を飛ばして開封の合図をした。

 新成人は「一生のダチ♡」「絆」「2020年1月13日のPM3時に集まろう」などと書かれた段ボールから、5リットル用の果実酒びん3本を取り出した。高良涼さんは、当時の自分からスティックのりを受け取り「なんでこれ入れたんだろう! 大切に使います」と爆笑。音声を吹き込んだカセットテープもあり、仲村真理菜さんは「カセットテープデッキなんて、もう家にないし。うーん、時代です」と苦笑した。

 兼城奈美さんは、撮った写真をそのままシールにした「プリクラ」を受け取り、「黒歴史! 誰にも絶対見せられない」と慌てた。仲本千里さんは、丁寧に赤いリボンをかけた包みから「これからも家族や友達と一緒に頑張っていこうっと」と書かれた自分あての手紙を取り出した。

 名嘉眞さんは、PTA役員を長年務めていたため子どもたちの顔は覚えている方だったが「こうやって久しぶりに集まると女の子はみんなおしゃれになって、誰が誰だかさっぱり」と照れ笑いしていた。