日本で古くから発展してきた「結び」の文化の粋を伝える「日本結び文化展in沖縄」が29日から那覇市の県立博物館・美術館で開かれる。梅や桜などをモチーフにした複雑な「花結び」や水引、実用的なロープ結びなど100点以上を展示する。

「日本結びの美しさを発信したい」と展示会への来場を呼び掛ける谷口幸子さん=沖縄タイムス社

 日本結び文化学会の主催で国内開催は15回目、沖縄では初めて。結びの体験もできる。2月2日まで。

 結びの作品が2017年の「那覇の物産展」市長賞を受賞した会員の谷口幸子さんは「歴史文化とともに創案されてきた結びの技と美を多くの人に発信したい」と来場を呼び掛けた。

 仏教とともに伝わった結びは、場の清め道具や屋内装飾として取り入れられ、古典芸能、生け花、茶道など文化の広がりとともに発展。1本のひもから作られる造形の美しさに魅了される人も多い。

 谷口さんは、工芸や芸能など沖縄の伝統とも親和性があるとし「結びを堪能し、どう活用できるか考えるのも楽しい」と話した。問い合わせは谷口さん、電話090(5799)9748。