【サンパウロ共同】ブラジルの右翼ボルソナロ大統領は17日、ナチス・ドイツのゲッベルス宣伝相と酷似したビデオメッセージを発信したと指摘された文化庁のアルビン長官を更迭した。ボルソナロ氏は国家主義やキリスト教に根ざした芸術振興を目指しているが、推進役の文化行政トップに足をすくわれた。

 アルビン氏は16日公開のビデオ映像で「今後10年間のブラジルの芸術は英雄的なものになる」などと述べたが、これがゲッベルスの「今後10年間のドイツの芸術は英雄的なものになる」とのかつての演説と言葉遣いが酷似しているとして、批判が集まっていた。(共同通信)