うるま市や沖縄市の養豚場で豚コレラ(CSF)の感染が相次いで確認された問題で、県は18日、発生が確認された県内7養豚場の9043頭すべての埋却を終えたと発表した。

(資料写真)埋却作業を進める作業員=14日、沖縄市内(沖縄県提供)

 清掃・消毒が続いていた、うるま市の4養豚場は、全ての作業を終えた。19日に沖縄市の3養豚場で同様の作業が終われば、すべての防疫作業が完了する。県は新たな発生がなければ20日、自衛隊に災害派遣の解除を申し入れる。

 19日以降に新たな感染が発生した場合、豚の死骸を埋める場所が確保できない事態に備え、県が国から取り寄せていた「移動式レンダリング(化製処理)装置」が18日、県内に到着した。豚の死骸を砕いて小さくする機能がある。県は収束するまで浦添市内に保管する。

 これまで発生した7養豚場と人や物の出入りがあった6カ所の「疫学関連農場」の検査では、2カ所で「陰性」が確認され、残り4カ所は検査をしている。

 県は一度、陰性が出ても日数が経過することで陽性が出る場合も想定されるとして、複数回検査する方針。

 発生地から3~10キロ圏内の「搬出制限区域」にある43養豚場は、32養豚場で陰性が確認された。残り11養豚場の検査をしている。