県は18日、豚コレラ(CSF)発生の3例目となる沖縄市の養豚場が、1例目のうるま市の養豚場と同じふん尿処理場を利用していたことを明らかにした。1例目と3例目の養豚場に同じ車両や人の出入りがあったかどうか、処理場の運行簿から確認を進めている。これまで不明だった感染の経路が、判明する可能性が出てきた。

豚コレラの発生で殺処分が決まった県内養豚場

 県畜産課の仲村敏課長は18日、報道各社向けの説明会で「現時点で発生は限局的。(人や物の移動による)疫学的関連での発生可能性が高いと感じている」とし、発生した養豚場間の接点の有無を詳しく調べる方針を示した。

 県内で発生した豚コレラウイルスの経路は県外か海外について、農林水産省の山本実CSF対策チーム長は「フルゲノムを分析することで分かる。早ければ来週以降、データが出てくるのではないか」とし、判明次第、公表する考えを示した。県は国の疫学調査チームに協力するためのサポート係を畜産課内に17日設置。感染経路の割り出し作業を分担して、早期解明につなげる。

(写図説明)豚コレラの発生で殺処分が決まった県内養豚場