語呂合わせで「いいいちごの日」の1月15日、沖縄県の宜野座村は社会福祉協議会のデイサービス利用者や漢那幼稚園の園児約30人を村内でのイチゴ狩りに招待した。参加者は真っ赤に熟したイチゴを摘み取っては「甘くておいしい」「大きくて上等」など歓声を上げた。

真っ赤なイチゴに笑顔がこぼれる漢那幼稚園児と職員=15日、宜野座村のイチゴ園

 園児たちは、自分の背丈ほどある栽培用ベンチに実ったイチゴに大はしゃぎ。次々に摘み取っては頬張った。デイサービス利用者も社協の職員に車いすを押してもらい、ゆっくりとイチゴ園内を巡ってみずみずしいイチゴを味わっていた。

 安富大晋ちゃん(5)は「数え切れないくらい食べた。全部、甘かった」と笑う。イチゴ狩りは初めての伊芸恒子さん(93)も「とってもおいしかった。立派なイチゴばかりで、農家の皆さんが愛を込めて栽培しているのが分かる」と感動していた。

 村は2003年からイチゴ栽培を始め、年々生産量を増やしてきた。18年には「イチゴの里」宣言を発表し、産地化、ブランド化に力を入れている。村内でのイチゴ狩りは県民にも観光客にも人気で、昨年は2万人が楽しんだ。

 村イチゴ生産組合の妻鹿晋介代表(47)は需要に供給が追い付かない状況と言い、「組合で勉強会を開き、レベル向上に努めていく」と意欲を見せた。

 イチゴ狩りは5月上旬まで、村内各地のイチゴ園で楽しめる。

(写図説明)真っ赤なイチゴに笑顔がこぼれる漢那幼稚園児と職員=15日、宜野座村のイチゴ園