全盲のハンディにも屈せず、古波蔵好明さん(67)は小林流宮城空手道場(浦添市城間)の宮城驍(たけし)範士十段の下、心技体の鍛錬に励んでいる。小学校の時、自宅近くにあった宮城氏の露天道場で練習する風景を見て「自分も強くなりたい」と憧れ、高校1年の時に入門した。空手を始めて52年。