石垣島バニラ(石垣市、金城美沙江代表)は21日、沖縄県産バニラビーンズ「ChulaSya 石垣島バニラ」を25日に発売すると発表した。自社で栽培から加工・販売までを手掛けるのは県内初。

「ChulaSya ishigaki vanilla」のバニラビーンズ(写真右、1本入り、1800円)とバニラシュガー(100グラム、800円)

県産バニラビーンズをPRするChulaSyaの金城美沙江代表(左)と県工業技術センターの望月智代主任研究員=21日、県庁

「ChulaSya ishigaki vanilla」のバニラビーンズ(写真右、1本入り、1800円)とバニラシュガー(100グラム、800円)
県産バニラビーンズをPRするChulaSyaの金城美沙江代表(左)と県工業技術センターの望月智代主任研究員=21日、県庁

 バニラビーンズは、香りを出す技術工程(キュアリング)が難しいという。沖縄はインドネシアなどの原産国と違い、多湿で乾期がないなど気候の違いから、バニラ特有の甘い香りが出せず、かび臭さや酸っぱさが出てしまう課題があった。

 金城代表は2011年に栽培を開始。14年から、県工業技術センターの協力の下、キュアリングに着手し、5年掛けて技術を確立した。昨年9月からは、県内のホテルや食品加工会社向けに業務用を販売。今後は食用に加え、エッセンシャルオイルなどの商品展開も視野に入れている。

 原産国のインドネシアやマダガスカルのバニラビーンズはスモーキーな香りが強いが、「石垣島バニラ」はまろやかで、爽やかな香りが特徴という。

 沖縄県庁で記者会見した金城代表は「本島でも販売を強化し、多くの人にお土産品やプレゼントとして広がってほしい」と話した。

 石垣市のJAファーマーズマーケットゆらてぃく市場で販売する。バニラビーンズ1本入りは税込み1800円。2本入りは同3千円。粉末化したバニラシュガーは100グラムで同800円。