[命ぐすい耳ぐすい 県医師会編](1219)

 献血とは健康な方から自発的に無償で血液を提供いただくことです。ラブラッドは日本赤十字社と献血者をつなぐウェブ会員サービスです。ラブラッドという言葉は、ラブ(愛)と血液を意味するブラッドから成っています。献血された血液は、検査で安全性が確かめられた後、病気や手術で輸血を必要とする患者さんの元に送られます。

 わが国では、1日に約3千人の患者さんが輸血を受けています。血液はまだ人工的に造ることができず、長く保存することもできません。輸血に必要な血液を確保するためには一時期に偏ることなく、1日あたり全国で約1万3千人の方に献血にご協力いただく必要があります。

 ラブラッド会員になると、全国すべての献血ルームの予約が可能になり、ポイントを貯(た)めて記念品と交換できます。また、血液の検査結果等を含む献血記録がいち早くわかり、過去の献血記録(2005年4月以降)を確認できます。会員限定オリジナルデザインの献血カードに交換できます。メールやライン(LINE)で会員限定のお知らせやご案内、献血の依頼等が届きます。その内容は次回の献血可能日、イベント、キャンペーン情報、「献血のお願い」などです。

 献血には移動バスで行われる全血献血と、那覇市久茂地の献血ルームで行われる成分献血があります。全血献血では、あなたの40分が、だれかの一生につながります。一方、成分献血では、心臓外科手術や白血病の患者さんで必要な血小板などを贈り届けることができます。成分献血は受け付けから休憩までおおよそ1時間30分前後と時間がかかるため、ラブラッドでのウェブ予約で、待ち時間が軽減されます。

 今後も患者さんに血液を安定的に届けるために、ラブラッドの会員登録をよろしくお願いしたいと思います。  (久田友治 沖縄県赤十字血液センター 那覇市)