【東京】農林水産省の豚コレラ(CSF)疫学調査チーム(津田知幸チーム長)は23日、沖縄県内での発生に関し、非加熱の食品残さの使用による感染可能性を指摘する調査結果を発表した。豚や豚の精液、畜産資材などからウイルスが持ち込まれた可能性は「低い」とした。

農場近くの道に消石灰をまく防護服姿の作業員=1月8日午後2時3分、うるま市(田嶋正雄撮影)

 「加熱が不十分な肉製品を含んだ給餌により、感染した可能性が否定できない」とした。県内1例目の、うるま市の農場で非加熱の食品残さを使用していた。

 同市や沖縄市で確認された2~4例目は、「初発農場から伝播(でんぱ)したと考えられる」と結論づけた。

 ウイルスの海外からの侵入可能性については「ない」と否定した。

 今後の予防対策については、「全国すべての豚等飼養農場における衛生管理の際徹底」などを挙げた。