沖縄地方は1月、暖かい日が続いている。23日までの平均気温は19・3度で平年より1・4度高い。沖縄気象台によると、平年より北へ蛇行している偏西風の影響で「西高東低」の冬型の気圧配置が続かず、日本付近への寒気の流れ込みが弱いのが要因だ。

◆暖かい気候が続く見込み

 気象台が24日に発表した2~4月の3カ月予報では、沖縄地方の平均気温は平年並みか高く、暖かい気候が続く見込み。

 気象台によると、向こう3カ月の日本付近は、偏西風が北へ蛇行するため寒気の影響が弱い。

 偏西風は、北側の冷たい空気と南側の暖かい空気の境目。偏西風の南側にあるインド洋や日付変更線の西側の海面では、水温が平年より高く積乱雲の発生が多い。積乱雲が発生すると、上空では北向きの風が流れる。このため、偏西風が蛇行し、日本付近には南からの暖かい空気が流れ込みやすくなるという。

◆4番目に高かった1月気温

 1月1~23日の沖縄地方は、平均気温が平年より1・4度高く、統計を開始した1946年以来、1月平均気温の平年差で4番目に高かった。晴れの日も多く、日照時間も平年の164%だった。

 24日も県内各地で25度を超える夏日となった。宮古島市鏡原で27・1度、南城市糸数で25・0度とそれぞれ1月の観測史上最高を記録。石垣島で26・9度、那覇で25・8度を観測した。

 2月は平年程度、寒気の影響を受ける時期があると見込まれ、気温は平年並みになる予想。3、4月は平年並みか高くなる見込み。